当初、火曜日に予約されていたウルトラサウンド(エコー?超音波?)。
以前、お腹の中の人を見たのは2センチちょいくらいの頃だったので、すごく楽しみにしていた。
が、
火事で予約変更を余儀なくされる。
水曜に電話があって「明日8時15分に来てください」
って、こっちの都合はどうでもいいのかい!
夫も来れるように、できたら月・火・水のどれかにしてほしいんだけどなあ。
「これが一番近い日で唯一空いてる日なんです。もう20週になるので、これ以上遅らせることができないんです。」だと。
エコーでなんらかの異常が見つかったり、悲しくも子供の性別で親が産むのをやめてしまった場合、堕胎可能な期間内だからだそうだ。
仕方ないので木曜の朝に決定。
しかも以前もらったクリニックの地図、違うクリニックの地図だし・・・おい。
とりあえずネットで場所だけ確認。思ったとおり、会社の近くだ。
注意書きに「1時間半から2時間前、16オンスの水分(8オンスを2杯(ってそのままやん・・)炭酸やカフェインのきついものは避けましょう。お水が一番いいです。)を摂り、膀胱を空にしない状態で検査を受けてください。もし空にしてしまった場合は予約を取り直してもらいます。」
まず16オンスってどのくらい?ってレベルの私なので、冷蔵庫を開けて参考になりそうなもので確認。
いまだにオンスとかガロンとかポンドとかヤードとか単位換算がピンとこない。
そか、コップ1杯、250ccで8オンスなのか。
ってことは500ミリリットルのペットボトル一本分飲んでこい、ってことですね。
朝食を摂ったあと、計量カップ2杯分の水、摂取。
無事病院にたどりつき、エコー開始。
「あらー 膀胱満タンね。」って笑われる。
「うう・・・そうなんです。(苦しい)朝食ですでにコップ2杯分のお茶飲んでる上に、さらに16オンスの水飲んだんですよね。あははは。」
「その朝食の水分もカウントしてよかったのにねえ。」
く・・・苦しいと思ったわ・・・
お医者さん用の写真をいくつか撮り、サイズなどを測った後にトイレに行く許可がでて、スッキリした状態で私も画面を見せてもらうことに。
「性別知りたい?」
「男の子でしょ。」
「ええっ?何で知ってるの?」
「夫側の家系がみんな男ばかりなんです。」
ちょぴん!と小さなブツがうつっていて、技師のおばちゃんはそこにポインターを合わせて「BOY!」と書き込み、その状態で写真を撮ってくれた。
よくこのエコーの写真を見て、「夫にそっくりなんですぅ!」などと言う人をたまに見ては、「そんなんわかるわけないやん」と思っていたが、横顔がすでにミニ夫であることに愕然。
この時点ですでに鼻がしっかりとしているのが見えるんだな。驚いたわ。
胎盤から胎児への血液の動きも見せてもらえたし(すごいねえ・・よくできてるわ。機械も人間の身体も)、お子も元気そうなのでよかった。
こんなにダイレクトに栄養が行くとなると、変なものは口にできないなあ・・と改めて思った。
しかしまあ、仕事でストレスにさらされても、プールでガンガン泳いでも、ちゃんとお腹の中で大きくなっていくんだね。
人間って結構頑丈なんだな。
車に戻って夫に電話。「予想通り、突起物がついておりました。」
9割方男の子だと思っていたので驚きでもないんだけど、性別がはっきりすると現実味を帯びるらしく嬉しかったらしい。
どんな顔で生まれてくるかよりも、将来こんな感じになるんだろうな、ということのほうが想像しやすくない?
私167センチ、夫185センチ以上あるので、おそらく大柄。
どうでもいいけど、足の指は長くなるだろう。
性格は私と夫と正反対なのでどっちだろうな。
夫に似れば頭の回転の速い子になるだろう。
などなど、繰り広げられる親バカ含む妄想。
「健康に生まれてきてくれたらそれでいい・・・」というよくあるセリフに、「ああだったらいいな」とか「こうだったらいいな」などといろいろとオプションを付けたくなるのが正直なところ。