プレプレハハハ ‐妊娠&育児日記‐   -2ページ目

プレプレハハハ ‐妊娠&育児日記‐  

そろそろ子供がほしいなぁ・・・と。ハハになるのはいつの日か・・と2年半待っていたらついに来た!
で、生まれた息子はすでに2歳。
気がつけば今度娘が生まれます。

わが息子は普段は機嫌よく起きているか、寝ているか。

しかしどうしようもなくぐずるときがある。


それは

ウンチが出ないとき。うんち


夜中2時だろうが、明け方4時だろうが

「うーん うううううー」

と全身を駆使してきばるのだが、具が出口まで到達していないせいか、いくら頑張っても出ない。

こればかりは待つしかないので、なんとかあやしたり、ちょこっと授乳したりして再び寝ていただく。

すると朝、授乳中ふと飲むのをやめたかと思うと、すごい振動&ノイズとともに出るわ出るわ。

そして満面の笑み。

オムツからはみ出ようが、さっき着替えたばかりだろうが、このスマイルには負けてしまいますな。


昼間の場合、お腹を軽くさすりながら

「出でよ うんちー!」などと呪文を唱えたり、ウンチの歌を即興で作り歌ってさしあげるのだが、自分で言うけど「意味不明」。


家族が日本語わからなくてよかったと思う瞬間である。


木曜は息子の2ヶ月検診。
この間の私の検診でも先生に「でかいなあ」と言われ、まわりから「大きい」と言われたのも納得。

体重13ポンド9オンス(約6キロ)
体長24インチ(約60センチ)

生まれた時が3.3キロだったので、2ヶ月で2倍近くなってる。

同月齢の男の子のトップ10%に入る大きさらしい。
生まれた時から「長い」と言われていたけれど、やっぱり大きく成長中。
乳のやりがいがあるというものです。夜中2時だろうが明け方4時だろうが、お母ちゃんは頑張るよ。

そしてポリオワクチンを飲まされ、両脚にワクチン2本ずつ接種。
ブスブスと・・・
ぎゃあ!ってそりゃ泣くよ。痛いよあんなの刺されたら。
「お母さんが変わりに受けてあげる」って言うのを躊躇するような注射。
予防接種の記録カードみたいなのがあるのだけれど(幼稚園や学校に入る際に提示しなければいけない。ちなみにこちらに母子手帳はない。)、その接種予定をみたらば、まだまだ先は長い。


妹から生まれてから2週目までの写真の入ったSDカードを送ってもらった。

いやあ・・全然違う。脚の太さから、顔まですごい変化。

かわいさも倍増ですよ。(親ばかだけど)

2ヶ月ということでニコニコ笑うようになったのはすごくうれしい変化。

時折ウンチが出にくい時にぐずぐずするけれど、それ以外は寝ているか上機嫌。

生まれてからいろんな人に抱っこしてもらっているので、慣れているみたい。

先日は職場へ連れて行き、ボスにずっと抱っこしてもらっていた。3人の息子さんのいるボスは懐かしさもあってか大感激。抱っこしてもらった息子も機嫌よくスヤスヤと眠ってしまった。


あー とか うー とか言うようになったのも楽しい。
私は日本語で話すようにしているので、今日あったことや明日の予定などを目を見ながら話すと、それなりに反応が返ってくるので面白い。
いつか会話が成り立つといいな。

つめの伸びが速いので手入れが追いつかず、たまに引っかき傷ができてしまうのですが、経験のあるお母様方、どうやって切ったらよいのでしょうか?
ぐずる時はミトンを付けているのだけれど、ずっとミトンじゃかわいそうだし。
できるだけマイ乳で育てたいと思っている今の私は「乳タンク」。
歩くとズシっときます。
乳牛になった気がします。

生後3週間あたりで哺乳瓶にも慣れさせておくようにと保健婦さん(ていうのかね)に指導を受けたので、息子が寝ている間にポンプ(搾乳機)で乳搾り。
ちょっと自分の手が(乳が)離せない時に、わが子がお腹を空かせた時には非常に便利。
でもやっぱり量は日によって違い、ちゃんとよく食べた日のとそうでない日など顕著にあらわれる。

「ちょっとー 見て見て!今日はこんなにとれちゃった!」
と哺乳瓶を得意気に見せる私を夫はどう見ているかはさておき・・・

この乳搾り機、medela社のものなのだけれど、大体200-300ドルするのだよ。
でも母乳で育てた場合、粉ミルク(英語じゃフォーミュラと言うのだね)で育てた場合に比べて年間2000-3000ドルの節約になるんだって。
栄養面からも優れている!と、いろんなテキストにおすすめされている母乳。温度調節も要らないし非常に便利だと思う。
仕事に戻ってからはどこで搾るか考え中。
法律で(おそらくカリフォルニア)ある一定に基準を満たした企業は、必要な社員に対して搾乳する場所と時間を与えなければいけないと決まっているので、自分の会社はどうなのか人事に聞いてみなきゃ。

乳ネタばかりで申し訳ないのだけれど、最初の5分に出てくるものはサラッとしてて、赤ちゃんの喉を潤す分で、それ以降は脂肪分やたんぱく質を多く含んだものになる・・と最近知りました。
奥が深いな。

しかし・・・20分以上かけて一生懸命搾った乳を、10秒ほどで飲み干された時は微妙にショックだ。
もっと味わってくれ、息子よ。
「いらっしゃいませ。ウチチ(右乳)とサチチ(左乳)、どちらになさいますか?」
と、授乳前に話しかける母親は私です。


1

「じゃあ、ウチチをロックで。」



夜中2-3時間おきに起きるのは妊婦の頻尿トレーニングで慣れてしまったけれど、たまに「自分の」お腹が空いて、息子よりも先に目が覚めることが。
10キロ近く増えた体重は出産後7.5キロ減った。
あと2.5キロは水分とお腹のぽっこり残った部分かと。
授乳でカロリー消費が激しい分、調子乗って食べまくってます。いかんいかん。
でも妊娠中これと言って食べたいものはなかったのに、授乳するようになってからアイスクリームとミルクシェイクが非常においしい。


さて、せっかくなので帝王切開その後・・

出産当日、午前中は麻酔で気分がハイ。
午後になり麻酔が切れてきてからが辛い。
6時間おきにナースが鎮痛剤を持ってきてくれるのだけれど、麻酔の副作用か頭痛がひどい。
「痛いのを我慢する必要はないのよー」と、プラス一錠別の痛み止めをくれた。
こちらは「痛み」に関してすごく敏感だと思う。
日本なら「このくらい我慢しな」って痛みでも、「あら大変!どうにかしなきゃ」レベルで扱われているような気がする。(訴訟騒ぎになるから?)
子宮の回復具合を診るのにぐいっと押すのが痛いんだけど・・・この痛みは我慢しろというのですね?

体調・健康状態をチェックされてOKが出たわが子が同じ部屋に運ばれてきた。
ベッドというより、プラスチックの枠の中に敷物があるという感じ。(よく新生児室にあるもの)

傷口が痛くて動くのが億劫なところにカテーテルはありがたい。トイレに行くのもしんどいもん。
いつ処置されたのかも覚えてないのだけれど、これも初体験。
右腕は水分と抗生物質の点滴、左足にはカテーテルの固定の管という「左右に管」状態なので、授乳の時にベッドから身体を動かすのも一苦労。
着ている病院のガウンも(よくドラマに出てくる「後ろ姿お尻見えるぞ」割烹着)、授乳の都度に肩の紐をとくのでだんだん面倒になってきて、もうどうでもいいや。
体温チェックに薬、食事、飲み物はいらないかと一日で数回ナースが来るのでゆっくり休めません。
しかもソーシャルセキュリティナンバーの申請を手伝ってくれる係の人まで来た。
後で申請するよりもずっと効率的ではあるけど、あわただしすぎるぞ。

水分補給はかなり大事らしく、数時間おきに「飲み物いる?」とききにくる。
水、氷、オレンジジュース、アップルジュース、クランベリージュースを好きな時に頼めるらしい。

食事が運ばれてきたのだけれど、手術当日は流動食・・・っていうかほぼ全部液体。
チキンブロス(もちろん具ナシのスープ)
紅茶
ゼリー
シャーベット(溶けてた)
最初の食事は食欲もなくタイミングも合わなくてほとんど手をつけず。
2日目からは普通食OKだと2日目の夜に知る。
この病院の食事のシステムはなかなかステキで、決まった時間帯にメニューの中から選んで、病室の電話から注文することができる。
味もなかなかよかった。

部屋のホワイトボードに担当のナースの名前と、今日の授乳&お子のウンチ・おしっこの記録を書く。
授乳アドバイザーみたいな年配のおばちゃんがやってきて、正しい授乳の仕方を教えてくれた。
でも、これも自分でやって慣れてできるようになるものなんだとわかりました。
たとえるならば、どんなに縄跳びの仕方を口で教えてもらっても、実際自分で跳ぶまでわからん・・ああいう感じ。
しかしベッドから起き上がってお子をミニベッドから自分のベッドに連れてきて授乳・・・すべてが痛い。

何より衝撃的だったのは3日目の朝に先生が傷口のチェックに来て。

「今日帰ってもいいよ。明日でもあさってでもいいけど」

普通分娩なら2日で退院ってのは聞いていたけれど、帝王切開だぞ・・切腹したのよ?
月曜の朝に切って、水曜退院って。
48時間経ったからいいらしい。
ちょうどその日、母と妹が日本から来てくれる予定だったので、
「んじゃ 今日帰ります。」
夕方に傷口のホッチキスみたいなのをとってもらって、テープ状のものを貼られる。
一週間したらはがしていいそうな。
2週間車の運転はしないこと・・(でも運転したけどな)

なのでこの一週間はすさまじいものとなった。
14日 仕事納め
15日 引越し
16日 陣痛開始
17日 出産
19日 退院

出産の痛みは忘れる、っていうけど、確かに陣痛の痛みは翌日あたりに忘れた。
でも帝王切開の傷は3週間経った今もちょいと引きつる感じが痛い。

引越し後やっとネット開通。

ネット開通よりも何よりも

「お子 生まれました。」

それがね、予想外の展開でございましたのよ。

楽勝の妊婦生活の締め、3月15日に引越完了。
お手伝いに来てくれた人たちの食事準備担当。たくさんの人たちにお世話になってありがたいなあ・・と感動。
夫の友達のおばあちゃんまで来てくれた。

翌日3月16日、木曜から気になっていた出血が増えてきたような気がしたのでとりあえず病院に電話。
念のために確認しましょうと言われ、夫と病院へ。
出血は異常なく、子宮口が1.5センチだけ開いているのを確認してもらって帰宅。
昼過ぎから「ズンズンズン」と定期的な陣痛らしきものがスタート。ベッドに横になる。
痛みのサイクルがわかるものだから、「来るぞ、来るぞ・・・」と、余計に痛み倍増。
1分ほど痛みが続くようになり、部屋のブラインドの数を声に出して数えて乗り切る。

陣痛が5分間隔になって、日本の母に電話。
「あのさあ・・これって3分になるまで待つんだよねえ。」
「5分でいいのよっ!早く病院に行って」

ヨロヨロとシャワーを浴びて、夫と病院へ。
今度は入院決定。(これで帰れっていわれたらしんどすぎる)

直立できない状態でヨタヨタと歩き、夜の7時半あたりから病院にベッドに寝て、生まれて初めての点滴を打たれる。
お腹にモニターをつけられ、陣痛の頻度と強度を測られていた。
定期的な痛みのせいで、時間が経つのが早いような遅いような・・・・

本に載っているような「陣痛の乗り切り方」など、頭に浮かばないっていうか、起き上がるのすら無理。
あえて例えて言うならば、

強度の生理痛2日目のもんどり打つ痛み×5年分
(生理痛のひどい人によると、陣痛はなんでもなかったらしい。個人差だね。)

日付も変わって6センチ・・8センチと順調に開いていった。
子宮口よ、早く10センチ開いてくれー!

あ、ひとつ印象的だったのは
「破水」
モニターを見ていたナースのお姉ちゃんが、「もうすぐ破水しますよ。」と。
その次の次くらいの陣痛の波が来た時に、バシャっと水風船が割れたかのような勢いで破水。
すごいわ。こんなにたくさんの水が入っていたなんて。
シーツなどを取り替えられ、そのまま陣痛続行。
あの、羊水で濡れた靴下が冷えて寒いんですけど・・・(でもそんなことどうでもいいくらいしんどかった)

が、10センチまであと数ミリが開かないまま2時間ほど経過。

「トイレまで歩いてみるとか、少しリラックスすると開くかもよ」とナースのお姉ちゃん。

あのな、痛いねん。それどころじゃないの。
ベッドの枠にしがみついてガクガク震えて耐える痛みなの。

9時間の陣痛の後、朝4時半になって、「このままだと体力も落ちるし、エピデュラル(硬膜外麻酔-無痛分娩)を打って痛みを和らげてみましょう。」ということに。
もうここまでくると痛みでなんでもよくなってくるわけで、予定もしていなかったエピデュラルの準備が進む。
少し楽にしましょう、と麻酔を打たれて少しぼんやりしてくる。
先生がきて「エピデュラルでうまくいかなければ、帝王切開になるかもしれない」といわれたのだけれど、自分では普通分娩をなんとなく期待。
エピデュラルの処置の最中に動いてはいけないので、ナースのおばちゃんに両肩を支えるようにお願いする。
チクっとするものの、背骨付近にじわーっと暖かい感じがしてからしばらくすると陣痛が薄らいでいった。

先生が子宮口をチェックと同時にお子の心音が弱くなっていることを確認。(この部分は後で知る。多分妊婦の気持ちを配慮してなんだろうな)
緊急帝王切開決定。

もう選択の余地なし。
そこから先はあれよあれよとベッドの移動、部屋の移動・・意識朦朧状態なので、もうどうでもいいです。

手術台に乗せられてすごい勢いで手術室に移動し、酸素マスクつけられて、ニトロを口に垂らされて、円形のライトが複数照らされる。
「これってドラマのERみたいだ」と思った。

唯一ドラマと違ったのは

「その時、夫はトイレに行っていた」

すごい速さで手術が進み、夫が手術室用のパンツを履きかけたところでお子誕生。おい。
こんなところにオチはいらん。

聞いたことはあったけど、帝王切開って「おなかが切られる感覚」と「何かが取り出される感覚」っていうのは感じられるものなのね。
以前受けたことのある部分麻酔の時とまるっきり同じ感覚。
以前Youtubeで帝王切開の様子をみたことがあったのだけれど、あれを実際に自分が受けることになるとは思いもしなかった。

自分の手術台から斜め後ろに取り出された赤ちゃんが処置を受けているのがぼんやり見えた。

麻酔でぼんやりしていた私は何の心配すらせず、あとで知ったのだけれど、お子は生まれた時にうまく呼吸ができておらず青白くなって生まれてきたんだって。
そのあとNICU(新生児用集中治療室)へ送られた。
長い陣痛の間に胎盤がはがれ始めて十分な酸素が胎児にいかなくなったのが原因かもしれないそう。

そんなことも知らず、あれだけ痛い思いをした後の麻酔の気分のよいことといったら・・・
周りでいろんな処置がされたり、話声が聞こえたりするのだけれど、気分は天国。
夫が生まれた子の状態(呼吸も安定してきて無事であるとを教えてくれた。
今は休んだほうがいいよ、と言われるものの気分が良くてベラベラとどうでもいいことを話していたような気がする。
身体を拭いてくれるおばちゃん達とも話がはずむ。

処置を受けて自分の部屋に戻る途中にベッドごとNICUへ連れて行ってもらった。
そこで初めてわが子を見る。
不思議な感じだ。
チュパチュパとおしゃぶりをすっている。ミルクも飲んだそうで、午後には私の部屋に連れてこられることに。
生まれて数時間の赤ちゃんってこんなに動くんだ・・と驚いた。
テレビでよくある出産シーンとはかなり違っていたけれども、人それぞれなのね。

長時間の陣痛&エピデュラル&緊急帝王切開とコンボで出産はしんどかったけど、全部体験する機会はそうたくさんないだろうし、何よりお子が無事に生まれてきたのが一番大事。
今じゃ大人並みの音でオナラをするわが子はそりゃあもうかわいいですよ。

今日は検診39週。

「え?まだ働いてるの?しかも引越もあるの?で、赤ちゃん生まれるの?」
とナースの人に言われ、
「あらー まだ働いてるの?頑張るわねえ。」と先生。
「あれ?普通このくらいまで働くんじゃないんですか?」
と聞いたら
「普通もっと早くから産休はいる人の方が多いわよ。」と。

おかしいな。
義姉がギリギリまで働いていたのでてっきりそれが普通だと思い込んでいた私。
さすがにここ数日、夜中のトイレが多くて眠りが浅く、段々しんどいなあ・・と思い始めたところ。ちょうどいいタイミングかも。

子宮口が1センチ開いていて、お子もかなり下がってきているそうで、頭に触れることができるくらいだそうだ。

って、そんなにグリグリしたら痛いやろっ!!!!と

と、思っていたら、案の定後で血がでたじゃないか。

検診の後、新居(検診のある病院から5分)へ寄り道して、洗濯とトイレ掃除と風呂掃除を済ませて帰ってきた。




とりあえず明日で仕事納め♪
明日は引継ぎの総仕上げをして気持ちよく産休に入りたいな。

予定日は21日なので、このままいくとあと2週間ちょいで息子とご対面でございます。


ですが、


30分のんびりと1500メートル泳いだり

3時間半残業したり


お腹以外は通常営業。

頻尿ですが元気です♪

先週の土曜日は出産準備クラスの2回目。

C section(帝王切開)とbreast feeding(母乳育児)についての説明が主。
最近は母乳のメリットが注目されているけれど、人間の身体ってよく出来てるなあ・・って感心することばかり。
人類がずっと繰り返してきたこととは言え、この数ヶ月の身体の変化やいろんな仕組みを見てきてほんとすごいと思う。


午後は椅子などをつかって陣痛時にパートナーにできるマッサージの仕方や床にブランケットを敷いてリラックスの練習。
マッサージはいいなあ。これはぜひ普段もやっていただきたいわ。

床にパートナーと寝転んでリラックス・・部屋も暗くして講師の読みあげる情景などを瞑想するはずが、どうも頭の片隅に残っている昨日の仕事が出てくる。

なんであのNet cash flowの数字は合わなかったんだろう・・


ダメじゃん。仕事のことは忘れるのだ!

と、リラックスに集中し、気分よくなりかけたところに講師の出す呼吸の指示とは明らかに違う定期的な寝息が・・・



夫が本当に寝ていた。

今日は出産予定の病院Sharp Mary Birch Women's hospitalで出産に向けてのクラス。

枕2個とブランケットとパートナーをひとり連れてきてください。

と案内にあった。
今週と来週の2回で完了。有料なんだけれど、まあ初めてだし病院を見るいい機会なので申し込んだ。

クラスでは出産の流れや、エピデュラル(無痛分娩)の仕組みの説明、出産関連のビデオをみたり。(グロいのはナシ)
人工的に破水させる時に使う棒や、吸引につかう器具など見せてもらった。
クラスの最中もお腹の中では息子がモヨモヨと動き、膀胱付近でコリコリと不快な動きを繰り広げる。
おおぅやめてくれよぅ・・漏れるじゃないか・・

お昼前に院内見学。
セキュリティの関連で、赤ちゃんには2つのタグを腕につけ、母親と父親も一つずつつけることになっている。
退院時には赤ちゃんのタグと両親のタグの番号が照合されて、一致しなければ病院から出られない仕組み。
赤ちゃんに必要なものはほとんど支給され、退院時の服とチャイルドシートは準備しないといけない。

評判どおりの施設で、LDR(labor delivery recovery 陣痛が始まってから分娩しその後の処置と出産後・・を全部同じ部屋せ済ませてしまえる部屋)も個室が基本で、相部屋になってもほぼ個室と同じような作りになっている。食事もおいしいらしく、付き添いの人も同じものを食べたければ、売店でクーポンを買えばいいらしい。
日本もホテルのような作りの病院がたくさんあるみたいだし、似たようなものか。
楽しみだなあ・・・食事。
普通分娩だったら最大2泊だもんな。今まで幸運にも入院という経験がないのさらにワクワク。

午後はブランケットを床に敷いて、自分が好きなように枕を配置して横になりリラックスする練習。音楽流して、目を閉じて深呼吸(鼻で吸って口で吐く)しながら「だらーん」とする。
パートナーは相手がリラックスできるようにサポートする練習をするはずが、夫は余計なアクションが多く、リラックスより笑いが・・・
目つぶってたら何されるかわかんないしな。
ヒゲとか鼻毛とか描かれそうで不安だ。
今週で32週目。
あと2ヶ月で出産予定。
息子の成長が著しく、ベッドから起き上がるのが一苦労。
一週間ぶりに泳ぎに行ったら、水着がお腹に引っ張られてかなりすごい状態に。水に入ると生地が伸びるからなんとかなるんだけど。
今日も30分ドドーッと泳ぐ。
妊娠初期の頃は大事をとってちょっとお腹が張っただけで「おお!気をつけなければ!」と休憩を入れていたけれど、今では妊娠前と同じペースでザブザブ休みナシで泳いでも平気。
横のレーンを泳ぐおじさんよりも速く長く泳げてしまう体力。
でもやっぱり陸上での行動は厳しくなってきた。
歩くのもペンギン歩きになってるし、階段上るのも大変。
これで電車通勤だったらきっとしんどいだろうなあ・・
車の運転には支障がなく、ハンドルで苦しいこともない。
仕事はいつまで?とよく聞かれるけれど、体調がこのまま絶好調であれば産むギリギリまで続ける予定。
産休はカリフォルニアの法律では産後6週。(帝王切開の場合は8週間)
産休に対して理解がありそうで厳しいアメリカだな。
特にバリバリ働いてキャリアがどうの・・という強い意気込みはないのだけれど、自分の性格には今の生活が合っているような気がする。
もちろん子供の顔を見て考えがコロっと変わる可能性もあるけれど。
2ヶ月で生まれるというのに(もしかしたらもっと早く出てくるかもしれないというのに)何の準備もしていない。
来月にPrenatal Class(母親学級みたいなもの)を夫と受ける予約だけはしているけれども・・・
今手元にあるベビー用品は頂き物ばかりで、自分で自主的に用意したものがない。クリブ(ベビーベッド)も置き場の確保ができるまで保留。
ベビー服を買ったりいろいろと揃えてしてウキウキしてもよいのだけれども、「出てきてからでも間に合うよね」と思うんだな。
とりあえず今できることは、しっかり食べて運動して、寝て働くことでございます。