育児開始。 | プレプレハハハ ‐妊娠&育児日記‐  

プレプレハハハ ‐妊娠&育児日記‐  

そろそろ子供がほしいなぁ・・・と。ハハになるのはいつの日か・・と2年半待っていたらついに来た!
で、生まれた息子はすでに2歳。
気がつけば今度娘が生まれます。

「いらっしゃいませ。ウチチ(右乳)とサチチ(左乳)、どちらになさいますか?」
と、授乳前に話しかける母親は私です。


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「じゃあ、ウチチをロックで。」



夜中2-3時間おきに起きるのは妊婦の頻尿トレーニングで慣れてしまったけれど、たまに「自分の」お腹が空いて、息子よりも先に目が覚めることが。
10キロ近く増えた体重は出産後7.5キロ減った。
あと2.5キロは水分とお腹のぽっこり残った部分かと。
授乳でカロリー消費が激しい分、調子乗って食べまくってます。いかんいかん。
でも妊娠中これと言って食べたいものはなかったのに、授乳するようになってからアイスクリームとミルクシェイクが非常においしい。


さて、せっかくなので帝王切開その後・・

出産当日、午前中は麻酔で気分がハイ。
午後になり麻酔が切れてきてからが辛い。
6時間おきにナースが鎮痛剤を持ってきてくれるのだけれど、麻酔の副作用か頭痛がひどい。
「痛いのを我慢する必要はないのよー」と、プラス一錠別の痛み止めをくれた。
こちらは「痛み」に関してすごく敏感だと思う。
日本なら「このくらい我慢しな」って痛みでも、「あら大変!どうにかしなきゃ」レベルで扱われているような気がする。(訴訟騒ぎになるから?)
子宮の回復具合を診るのにぐいっと押すのが痛いんだけど・・・この痛みは我慢しろというのですね?

体調・健康状態をチェックされてOKが出たわが子が同じ部屋に運ばれてきた。
ベッドというより、プラスチックの枠の中に敷物があるという感じ。(よく新生児室にあるもの)

傷口が痛くて動くのが億劫なところにカテーテルはありがたい。トイレに行くのもしんどいもん。
いつ処置されたのかも覚えてないのだけれど、これも初体験。
右腕は水分と抗生物質の点滴、左足にはカテーテルの固定の管という「左右に管」状態なので、授乳の時にベッドから身体を動かすのも一苦労。
着ている病院のガウンも(よくドラマに出てくる「後ろ姿お尻見えるぞ」割烹着)、授乳の都度に肩の紐をとくのでだんだん面倒になってきて、もうどうでもいいや。
体温チェックに薬、食事、飲み物はいらないかと一日で数回ナースが来るのでゆっくり休めません。
しかもソーシャルセキュリティナンバーの申請を手伝ってくれる係の人まで来た。
後で申請するよりもずっと効率的ではあるけど、あわただしすぎるぞ。

水分補給はかなり大事らしく、数時間おきに「飲み物いる?」とききにくる。
水、氷、オレンジジュース、アップルジュース、クランベリージュースを好きな時に頼めるらしい。

食事が運ばれてきたのだけれど、手術当日は流動食・・・っていうかほぼ全部液体。
チキンブロス(もちろん具ナシのスープ)
紅茶
ゼリー
シャーベット(溶けてた)
最初の食事は食欲もなくタイミングも合わなくてほとんど手をつけず。
2日目からは普通食OKだと2日目の夜に知る。
この病院の食事のシステムはなかなかステキで、決まった時間帯にメニューの中から選んで、病室の電話から注文することができる。
味もなかなかよかった。

部屋のホワイトボードに担当のナースの名前と、今日の授乳&お子のウンチ・おしっこの記録を書く。
授乳アドバイザーみたいな年配のおばちゃんがやってきて、正しい授乳の仕方を教えてくれた。
でも、これも自分でやって慣れてできるようになるものなんだとわかりました。
たとえるならば、どんなに縄跳びの仕方を口で教えてもらっても、実際自分で跳ぶまでわからん・・ああいう感じ。
しかしベッドから起き上がってお子をミニベッドから自分のベッドに連れてきて授乳・・・すべてが痛い。

何より衝撃的だったのは3日目の朝に先生が傷口のチェックに来て。

「今日帰ってもいいよ。明日でもあさってでもいいけど」

普通分娩なら2日で退院ってのは聞いていたけれど、帝王切開だぞ・・切腹したのよ?
月曜の朝に切って、水曜退院って。
48時間経ったからいいらしい。
ちょうどその日、母と妹が日本から来てくれる予定だったので、
「んじゃ 今日帰ります。」
夕方に傷口のホッチキスみたいなのをとってもらって、テープ状のものを貼られる。
一週間したらはがしていいそうな。
2週間車の運転はしないこと・・(でも運転したけどな)

なのでこの一週間はすさまじいものとなった。
14日 仕事納め
15日 引越し
16日 陣痛開始
17日 出産
19日 退院

出産の痛みは忘れる、っていうけど、確かに陣痛の痛みは翌日あたりに忘れた。
でも帝王切開の傷は3週間経った今もちょいと引きつる感じが痛い。